院長ブログDoctor's Blog

乳房再建と反対側の乳房とのバランス

投稿日:2018年03月08日

乳房

こんにちは。矢加部です葉っぱ

 

先日はひな祭りでしたね!

クリニック内にも小さなお雛様を飾りました

日本のお祭り、好きなんですひな人形キラキラキラキラ

 

今日のお話は乳房シリーズの最終。水着

乳房再建と反対側の乳房とのバランス  です

 

乳房再建については何度かブログでも触れてきました。k66

シリコンによる乳房再建が保険適用となり、乳房再建が身近なものになり

乳がん患者さんにとって人生を豊かにするものになったのは間違えありません。キョロキョロ

 

乳房再建を行っていてぶつかる壁が

「垂れた乳房をシリコンでは作れない」ということです。涙

乳房再建のシリコンは、なくなった乳腺のボリュームを補うとともに

筋肉、皮膚を伸ばさないといけないのである程度の「ハリ・硬さ」がでます。

自分の背中の筋肉やお腹の筋肉や脂肪を使えば垂れたバストは再現しやすいのですが

シリコンでは中々難しいのです。えへへ…

 

私がナグモクリニックで乳房外科を勉強し始めるときに長崎大の形成外科の

前教授に報告に行きました。

「矢加部君、乳房外科というのは難しいよ。美容にしろ再建にしろ、

2つあるものを対称につくってこそ美しい。どちらか一方が美しくても反対側と

バランスが取れていなければ美しくない。南雲先生のところでしっかり習って

こんばよ!」と言っていただきました。キラキラ

乳房再建で教授が言われたことを特に感じますね。リボン

 

乳房再建、自分の筋肉や脂肪を使う再建(自家組織)とシリコンを使った再建について

それぞれ長所・短所をまとめます。

①自家組織再建ピンクリボン

(長所)照れ

・自分の組織を使うので異物反応はない。

・あたたかいバストが作れる

・垂れたバストも再建しやすい

・放射線がかかったバストの再建に使われる

(短所)ショボーン

・組織をいただいた場所に新たに大きな傷ができる(お腹や背中など)

・局所再発をした場合は移植した組織をすべて取らなければならない

・手術後血の巡りが悪かったり、感染を起こせば移植した組織を取らなければならない

 (新たに組織をいただく場合にはまた大きな新しい傷を作ってしまう)

・手術時間・入院期間が長く必要

 

②シリコンによる再建ピンクリボン

(長所)照れ

・ほかの部位に新たに傷ができることがない

・感染や異物反応を起こしても一度抜去し、落ち付いた後にシリコンで再建を行える

・万が一局所再発をしてもシリコンを抜去して手術するので失うものが少ない

・手術は日帰りまたは短期入院で行える

(短所)ショボーン

・異物反応・感染が3%前後起こる

・再建したバストは温かみがない

・「はり」があるバストができるので、反対側が垂れたバストの場合アンバランスに見える

・放射線がかかっているバストの再建には使いづらい

 

どちらも長所短所があります。

シリコンの良さは張りのあるバストができる反面、健側が垂れたバスト・小さいバストの場合

どうするか?ということも課題になってきますケロロ

あまりにアンバランスな場合は

・小さいバストの場合は豊胸を行ってバランスを整える

・下垂がひどい場合は乳房縮小や吊り上げ手術を行いバランスを整える

手術を行います。

 

7回にわたって乳房外科のお話をさせていただきました。

デリケートな悩みだからこそ、相談をためらわれている方も多いと思います。

少しでも参考になれば幸いです。タママキラキラキラキラ

 

気候がまだまだ安定しないので体調崩されないようご自愛くださいね!!

大宰府の梅が見頃ですよ紅梅花

 

矢加部文

 

:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

【お知らせ】

無料相談会についてのお知らせ

昨年毎月第2土曜日に開催していました無料相談会は、今年より形を変えての開催になります。

お肌の勉強会、音楽会などみんなが楽しめるイベントを季節ごとに行っていきたいと考えています。

開催が決まり次第HPやブログでお伝えしていきますのでお楽しみに♪

:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 

 

 

ブログランキングに登録致しましたkirakira

ぽちっとしていただければ励みになります音譜よろしくお願い致します



美容皮膚科 ブログランキングへ

ホームページも是非ご覧くださいNET
みやびクリニック|福岡県春日市の形成外科・美容皮膚科|あざ・しみ・ほくろ治療ならおまかせ! (miyabiclinic.net)

福岡市春日市大野城市で形成外科・美容皮膚科をお探しならみやびクリニック
〒816-0813 春日市惣利2丁目70-1 >MAP
TEL 092-589-7382 / FAX 092-589-8382